ありのままの自分を受け入れるということ ~10日間瞑想体験をとおして~

8年前、私が10日間・瞑想合宿で体験した時のことです。 二日目からあぐらで1時間じっとしている姿勢を、一日に約5セッション以上取り組んでいました。1時間じっとして座っていようとすると、足腰・股関節に強い激痛が襲ってきて、夜になると寝返りや呼吸をすることさえ辛い状態でした。瞑想中は痛みからどうにか逃げることばかり考えていましたが、思いとは逆に逃げようとすればするほど更に強い痛みが襲ってきました。激しい痛みを伴ないながら10日間続けるのはとても難しいと感じ、瞑想の指導者に自分の思いを相談しました。 すると「ありのままの自分を、そのまま受け入れてみてください」という言葉をいただきました。 そこで、痛みをそのまま受け入れるように心がけてみましたが、最初はなかなか上手くいきませんでした。時間の経過とともに嘘のように苦しみが消えていったのです。現実にある「痛み」を、そのまま受け入れることができたのです。

 

今まで、現実に起こることに対して「良い・悪い」「好き・嫌い」の評価を自分でしていたため、辛さを感じていたのです。  “ありのままの自分を、そのまま受け入れる” ということを理解していたつもりでしたが、恥ずかしながら頭だけで考えていたことに気づかされました。瞑想体験を通して    “ありのままの自分を、そのまま受け入れる” ということを実感し腑に落とすことができたことは、私にとってとても大きな価値ある学びでした。                                                                                                                 今では問題が起きても「嫌なこと・悪いこと」と評価せず、その問題から逃げずに誠実に向き合うように心がけています。一つ一つ問題を乗り越えることで大木のように年輪を増やし、深みのある人間になれるのではないかと楽しみながら過ごしています。